「Coke ON」のアクセシビリティ機能拡充と「ミライロID」との連携で、障がい者や高齢者の利便性向上
2024-04-16
日本コカ・コーラは、高齢者や障がいをお持ちの方々にも利用しやすい自動販売機を提供するため、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」のアクセシビリティ機能を拡充した新バージョンを公開しました。
日本コカ・コーラとミライロが実施した「障がい者の飲料購入に関するユーザー調査」*¹によると、「Coke ON」利用者は、「キャッシュレス決済」(65%)や「スマホで飲料が選べる」(53%)などのメリットを享受している一方、「コカ・コーラ社の自動販売機を探す時」(46%)、「自動販売機とスマホを接続するとき」(39%)などの課題も明らかになりました。このような利用者の声を受けて、新バージョンでは、従来からの利便性をさらに向上させるため、ユニバーサルデザインに基づいた機能が追加されました。
「Coke ON」のアクセシビリティの強化
スマートフォンアプリを使用して自動販売機を探し、ドリンク購入をアシストする国内初*²の仕組みを導入することで、アプリ操作画面の視覚情報だけでなく触覚や聴覚情報を活用できるようになり、利便性が一段と向上します。なお、最新の「Coke ON」に更新するだけで、全国48万台の身近な「Coke ON」対応自動販売機で利用可能となります。
新バージョンは、「Coke ON」のユニバーサルデザイン対応の一環として、過去に導入した機能*³に加えて、文字や操作ボタンのサイズを拡大するなど、利用しやすさをさらに向上させました。2024年4月下旬に導入予定の音声による製品選択機能は、スマートフォンの音声読み上げ機能と組み合わせて利用でき、自動販売機のアクセシビリティを改善します。
ミライロと連携
さらに、株式会社ミライロが提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」との連携を4月8日に開始します。この連携により、「Coke ON」から「ミライロID」の認証を行うことができます。個人情報の取得する必要なく、障害者手帳の有効性のみ確認でき、「Coke ON障がい者割引」の対象として様々な割引や特典を受け取ることができます。
日本コカ・コーラは、自動販売機を飲料購入のための社会インフラの一つであると捉え、デジタル技術等を活用してアクセシビリティや利便性の改善に取り組んでいます。
*1:「Coke ON」と飲料購入方法に関するWEB調査(2022年)。「視覚障害」「上肢障害」「下肢障害」「体幹障害」のいずれかに該当する333名に対して実施。調査期間2022年9月28日-10月12日
*2: 当社調べ
*3: 2018年に自動販販売機の高いところにあるボタンに手を伸ばさなくても、手元のスマートフォン操作だけでキャッシュレスでドリンクが買える「Coke ON Pay」を導入、2023年12月文字の大きな「クイックメニュー」やスマートフォンのバイブ振動と連動した「近くの自販機を探し、接続する」機能を導入
「Coke ON」自販機アクセシビリティ を動画でわかりやすく解説
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