お酒のいいところ
■精神、健康、社会生活上で多くのプラス面
お酒は人類の歴史の中で人々のよきパートナーとして存在してきました。また昔から「酒は百薬の長」と言われ、適量であれば精神や健康にプラスとなるだけでなく、社会生活を営む上でも利点があります。精神的作用としてはストレスを緩和し、心を和ませます。また身体的作用については、医学的な面からの裏付けデータがあります。お酒を適量・適正に飲んでいる人は、お酒を全く飲まない人や大量に飲む人に比べて死亡率が低く、これを示すグラフの形から「Jカーブ効果」とも呼ばれています。これは虚血性心臓病(心筋梗塞、狭心症など)に対するアルコールの予防効果が要因と考えられています。アルコールが心臓病を予防する善玉コレステロールの量を増やし、悪玉コレステロールを抑えるのです。そして社会生活上では、冠婚葬祭など人生の節目となる儀礼の際、お酒を仲立ちにしてコミュニケーションを図ることで、人間関係を円滑に維持するのに大きな役割を果たしてきたと言えるでしょう。
Pick up
- 2
- 3
- 4
- 5
- 1