森を育て、水源を守る 「い・ろ・は・すの森活」プロジェクト 2020年は水資源の保護を行う22団体に寄付支援実施
2020-08-05
コカ・コーラシステムは、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団を通じ、 「い・ろ・は・す」の売上の一部を日本各地で水資源の保全を行っている自治体・非営利活動法人(NPO)に寄付する「い・ろ・は・すの森活」プロジェクトを運営しています。2020年度は、対象の22団体に対して、引き続きその活動を支援します。
「い・ろ・は・すの森活」プロジェクトは、日本各地の水資源保全を守る活動です。2019年は小売店21チェーン、1668店舗にも本プロジェクトにご協力いただき、全国23団体の活動を支援してきました。2020年度は支援先の全国22団体に対して、引き続き豊かな水を育ててくれる日本各地の森や山々を保護する活動を支援します。
コカ・コーラシステムでは、製造過程における水使用量削減(REDUCE)、製造過程で使用する水の排水管理(Recycle),地域の水源保護(Replenish)の3つの側面にて水資源保護活動を推進しており、地域の水資源保護について、以下のような取り組みをしています。
地域の水資源保護(Replenish リプレニッシュ)の取り組み
コカ・コーラシステムでは、国内の工場水源の特定と水源の脆弱性を査定するための調査を実施し、科学的な調査結果に基づき水資源保護活動を計画的に行っています。水資源保護計画に沿った取り組みの結果、全国21のコカ・コーラボトリング工場のうち、現在19の工場で、製品の製造に使用した量と水の自然へ還元する取り組みを行っています。2019年は、製品に使用した水の自然への還元率を292%にすることが出来ました。また、コカ・コーラ社製品の水源地にあたる地域の森林を大切に育てて、水を育む環境を作る水源保護活動を、全国23ヵ所の工場水源域で行っています。北海道札幌市の白旗山での植樹や岐阜県恵那市での森林・棚田保護事業の取り組み、熊本県での阿蘇草原再生事業や水田湛水事業への参画など、ボトラー各社の工場水源域内として特定された地域において、それぞれの地域特性に応じた、水資源保護活動を推進しています。
■製品概要 | ||
・製品名 | : | い・ろ・は・す 天然水 |
・品名 | : | ナチュラルミネラルウォーター |
・原材料名 | : | 水(鉱水) |
・栄養成分表示(100ml当たり): |
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 |
0kcal | 0g | 0g | 0g |
ナトリウム | |||
0.69mg(北海道札幌市清田区清田) 1.0mg(岩手県花巻市太田) 0.86mg(富山県砺波市東保) 1.1mg(山梨県北杜市白州町) 1.1mg(鳥取県西伯郡伯耆町) 2.7mg(熊本県熊本市南区南高江) |
・パッケージ/メーカー希望小売価格(消費税別): |
285ml PETボトル/96円 | ||
340ml PETボトル/100円 | ||
555ml PETボトル/120円 | ||
1020ml PETボトル/170円 | ||
1555mlPETボトル/267円 | ||
2L PETボトル/331円 | ||
ラベルレス560mlPETボトル(ケース販売のみ24本入り)/2880円 | ||
・販売地域 | : | 全国 |
・URL | : | https://www.i-lohas.jp/ |
: | https://twitter.com/ILOHAS |
「い・ろ・は・す 天然水」、「い・ろ・は・す くだものフレーバーウォ―タ―」
左から2L PET、1555ml PET、1020ml PET、555ml PET、340ml PET、285mlPET、ラベルレス560mlPET
※2020 年 7 月 1 日(水)、「日本コカ・コーラ サスティナビリティーレポート 2020 年度版」を、企業 ウェブサイト「コカ・コーラ ジャーニー」に公開しました。https://www.cocacola.co.jp/sustainability 本レポートは、日本コカ・コーラおよび全国に 5 社あるボトラー社のサスティナビリティーに対する考え方を示し、またそれに基づく具体的な活動内容や活動結果をご報告するものです。
■「い・ろ・は・すの森活」 2020年度プロジェクト概要 |
名 称 | : | い・ろ・は・すの森活 |
内 容 | : | 「い・ろ・は・す」の6ヶ所の水源地域をはじめとした全国22ヶ所の水源保全等の活動を行う団体に公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団を通じて、「い・ろ・は・す」の売上の一部を寄付 |
対象製品 | : | 「い・ろ・は・す」全製品 |
期 間 | : | 寄付対象となる「い・ろ・は・す」の売上期間・2020年1月1日〜12月31日 支援先団体への貢献活動(寄付)期間・2020年4月1日〜2021年3月31日 |
■「い・ろ・は・すの森活」 2020年度 支援先団体 (※順不同)
都道府県 | 団体名称 | 活動内容 |
北海道 | 札幌ふれあいの森友の会 | 植樹や伐採を通じて森林・林業に関する理解を深め、札幌ふれあいの森の施設を活用してその知識を市民に広めています。 |
岩手 | 豊沢川土地改良区 | 良好な森林水源環境の形成を図り、農業生産者や地域住民が水源を取り巻く現状や課題への理解を深める活動に取り組んでいます。 |
宮城 | 白石蔵王森林組合 | 蔵王町の森林で施業を行い、環境保全と林業振興を通じて、林業と山村の活性化に努めています。 |
富山 | 富山県 | 里山林の整備等による多様な森づくりと、森林ボランティア活動支援等による、とやまの森を支える人づくりに取り組んでいます。 |
石川 | 公益財団法人 石川県緑化推進委員会 | 森林整備及び緑化の推進を図り、県民が豊かな緑と水に恵まれた快適な生活環境が維持できるよう、地域ぐるみの緑化運動を展開しています。 |
福井 | 公益社団法人 福井県緑化推進委員会 | 緑豊かな美しい自然を守り、より良い生活環境づくりのため、森林の整備、緑化の推進に取り組んでいます。 |
長野 | 長野県 | 水源の涵養や県土の保全、林産物の供給など、森林の有する多面的機能を持続的に発揮できるよう、適切な森林整備を進めています。 |
群馬 | 特定非営利法人 利根川源流森林整備隊 | 首都圏の水源である利根川源流地域の森林の生態や公益的機能を保守し、森林整備に関する事業を行い、環境保全に取り組んでいます。 |
神奈川 | 厚木市森林組合 | 健全な森林を育むために、針葉樹の間伐、枝打、搬出、広葉樹の受光伐等を実施して、森林の持つ多面的機能が発揮できるよう活動しています。 |
東京 | 公益財団法人 東京都農林水産振興財団 | 花粉を多く飛散させているスギ・ヒノキ林を花粉の少ないスギ等に植え替える「花粉の少ない森づくり」を進めています。合わせて森の循環(伐って、使って、植えて、育てる)を促進しています。 |
茨城 | つくばね森林組合 | 植栽から下刈り、保育間伐、素材生産等、すべての森林整備活動に携わっているほか、森林の大切さに関する啓発活動を行っています。 |
山梨 | 北杜市 | 日本名水百選が3カ所ある環境の中、森林病害虫の防除、鳥獣害対策を主に行い、地域と一体になって森林整備を推進しています。 |
岐阜 | 中野方水源の森実行委員会 | 木曽川水系上流部の水質資源保全、森林保全のため、涵養力の高い森林づくりを目指して活動しています。 |
京都 | 宇治田原町森林組合 | 組合員所有山林の保育管理や、町がコカ·コーラボトラーズジャパンと結んでいる森林保全協定の対象町有林の間伐作業を行っています。 |
兵庫 | 兵庫県森林組合連合会 | 県内の森林整備、森林調査、木材利用推進をはじめバイオマス発電、常緑樹の伐採、植樹などの水源林保全活動を続けています。 |
鳥取 | 鳥取日野森林組合 | 森林所有者とともに植林から保育、素材丸太の出荷まで、地域に密着して、すべての森林整備活動に携わっています。 |
広島 | 尾三地方森林組合 | 森林組合の育成を図るため研修会、講習会を開催するとともに、財務の健全化に向けて監査士による指導監督を実施しています。 |
佐賀 | 佐賀東部森林組合 | 地域での森林整備の担い手として、森林の持つ多面的機能発揮の維持や森林の保全として森林整備を行っています。 |
熊本 | 公益財団法人阿蘇グリーンストック | 水源涵養等の機能を持つ草原の維持に必要な「野焼き」「輪地切り」支援活動、広葉樹の植林などの自然保全活動に取り組んでいます。 |
宮崎 | 西諸地区森林組合 | 地域の森林整備の担い手として、森林施業プランナーを育成し、経営計画を基に施業集約化による着実な森林整備を目指しています。 |
愛媛 | いしづち森林組合 | 搬出間伐を中心に森林管理を行い、年間約14,000㎥を搬出。うち約2,800㎥をバイオマス発電用燃料として出荷しています。 |
沖縄 | 首里城公園友の会 | 沖縄の木を育てるため年2回育樹祭を開催し、下草刈り、肥料入れ、枝打ち、樹木管理などを行っています。 |